【10年目以降を目安に】屋根・外壁のメンテナンス

作業時期	10年目以降を目安に
難しさ

手順

はじめに

屋根・外壁は材質や環境によって変わりますが、いずれも10年ほど※1で美観のための再塗装の時期を迎えます。

屋根や外壁全体の再塗装を自分で行うことは一般的には難しいです。再塗装の際はユーザーズサポートまでご相談ください。
屋根・外壁塗装は足場を組むことも必要になりますので、経済性も考えて同時に計画されることをお勧めします。
「メンテナンスご依頼」フォームはこちら。

※1：塗装時期の目安は、キズや桜島の降灰、潮風が当たるなどの立地条件で異なる場合があります。

【屋根】ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は優れた耐食性・耐熱性・良好な熱反射性を持つ薄い鋼鉄で、屋根や庇、外壁材として使用されます。

金属製でかつ薄い素材のため、構造や間取りによっては、振動や雨音が屋根裏に伝わりやすくなります。屋根で使用する場合は、雨音を軽減するための対策を施すことも可能です。

素材の劣化を遅らせるために一定期間ののち、再塗装が必要です。

【外壁】杉板

外部で使用する木材は腐食やシロアリの被害を防ぐ為に、安全性の高い薬剤を内部まで浸透させた木材を使用していますが、永く愛用していただくためにメンテナンスは必要です。
無塗装で新築されても、色を付けたい場合はいつでも塗装ができます。板がグレーになった頃には杉板も十分に乾燥し、塗料の染み込みが良く、グレーと調合して深みのある色に仕上がります。腐食やはげしい傷みが見られる場合は、その箇所だけ板ごと交換が可能です。

【その他】
・梅雨時期など湿気や雨水などの水分を含むと、木が膨張し変形することがありますが、これは木材の性質で性能を損なうものではありません。
・塗装をされた場合、次第に退色していきますが、直ちに腐ったり傷むことはありません。塗装無しでご新築された場合、1 ～ 2 年位で日焼けなどにより、グレーになってきます。表面はグレーになっていても、中の断面には傷みはありませんのでご安心下さい。

無塗装の外壁・築11年目

【外壁】塗り壁

ジョリパッドや欧州壁、ロータサンの塗り壁は、材質上クラック（ひび割れ）が起こることがありますが、住宅の品質や性能を損なうものではございませんのでご安心ください。

クラックは部分補修も可能ですが、建物全体の塗り替え時に全体補修されることをお勧めしています。