ウッドデッキの塗装

作業時期

1年に1回程度

作業時間

数時間~半日
〈時期・時間は目安です〉

難しさ
効 果
  • 雨や紫外線、腐朽菌から保護して劣化を遅らせ素材を長持ちさせる。

道具・材料

材料費(目安)

デッキブラシ

たわし・ナイロンたわし

サンドペーパー(紙やすり)

塗料

刷毛

ウエス(古布でも可)

養生テープ【必要に応じて】

目地刷毛【必要に応じて】

高圧洗浄機【時短道具】

サンダー【時短道具】

手順

はじめに

気持ちのいいウッドデッキは、日々の暮らしを外に拡げてくれます。
永く楽しめるようにこまめに塗装しましょう。1年に1回程度の塗装をおすすめしています。
涼しくて気候のいい春や秋だと、気持ちよく家のお手入れができます。

水の弾きが悪くなり木部に浸透して乾きにくくなっていると、塗装時期の目安です。

・雨にかかる場所
・日当たりが悪い場所
・軒や庇、バルコニーなどの水滴が落ちる場所
・ふだん靴で載る場所
・植栽についた水滴が落ちる場所

このような場所のウッドデッキは、特に、こまめにに塗装を行うと美しく長持ちします。

 

1

まず表面についている土・コケ等の汚れや、残っている塗料をデッキブラシや亀の子たわし・ナイロンたわし(写真1)などを使ってきれいに取り除きます。

(写真1)ナイロンたわしで汚れ落とし

木が部分的に裂ける「ササクレ」などは、サンドペーパー(紙やすり)(150 番~ 180 番以上)で整えるとなお良い状態に仕上げることが出来ます。

※長期間、塗装していないと、色が剥げた部分と色が残った部分のムラ、黒ズミやカビなどが出てきます。
また、ササクレなど、デッキ表面が粗くなり、汚れも付着しています。この工程で、しっかりと表面の状態を整えると、より美しく仕上がります。

ポイント

  • 「マジックロン」と呼ばれる、研磨用ナイロン不織布がおススメです。少ない力できれいに磨き落とすことができます。

  • 広い範囲はデッキブラシ、狭い場所はたわしなど使い分けると効率的に作業できます。

  • 高圧洗浄機や電動サンダーなどを使うと手早く、きれいに作業できます。(高圧洗浄機ご使用の際は製品に付属の注意事項に従って使用してください)

2(養生)

必要に応じて、他の場所に塗料がつかないように養生テープなどで養生(保護)します。
養生しておくことで、はみ出る心配をせずに作業できます。もし他の場所に誤って塗料が付着した場合は、乾く前にウエス(古布)などでふき取ってください。

※水をかけて作業した場合は、木が完全に乾燥してから作業します。

3(下準備)

刷毛を「竹トンボ」を回す要領で回して、「毛」を落とすことで、塗装中に毛が抜けるのを防ぐことができます。塗料缶などに、毛の付け根部分を数回叩き当てることでも、それを防げます。

顔料等が沈殿している場合がありますので、容器・缶を逆さまにしてよく振り、棒などで缶の底までよくかき混ぜてから、下げ缶へ移し、さらにかき混ぜてから使うようにします。

4(塗装)

刷毛などで適量、塗料を取って塗装します。
1回目の塗装のあと、十分に乾燥させて、上から重ね塗りとして2 回目の塗装を行ないます。

※手順は塗料の種類によって変わるため、塗料メーカーの推奨する方法がある場合はその手順に従ってください

 

ポイント

  • 刷毛は高価なものである必要はありません。刷毛は使用していくうちに毛が抜け、毛が抜けすぎたものを使用すると、塗りムラが起きやすくなります。

  • 「目地用の刷毛」や、「ヘラに使用済みの軍手を取り付けたもの」もあれば、ウッドデッキの板と板の間や、細かいところの塗装に役立ちます。

  • ウッドデッキ板1枚ずつ塗ると、塗りムラを抑えることができます。

  • 扱いやすさや安全性を考慮して、含浸性の水性塗料である「ウッドエイドカラーA」や「ウッドエイドライト」をおすすめしています。

注意・確認事項

■ 塗装作業は塗料メーカーのホームページや塗料缶の技術資料や取扱説明書に記載されている注意事項をよく読んでから、作業を行なって下さい。

■ いろいろな種類の塗料を混ぜないでください。いろいろな種類の塗料を混ぜてしまいますと、化学反応を起こし人体へ影響が出る場合があります。

■ 高圧洗浄機を使用する場合は風圧で汚れが周囲に飛散する恐れがあります。ご使用の際は周囲の建物や車などを養生して行ってください。

■ 木部には「木材保護塗料」を使用されることをおすすめしております。

木材保護塗料は一般的に木材に浸透して着色する「含浸性」と木材の表面に膜をつくって着色する「造膜性」の2つの種類に分けられ、さらに「水性塗料」と「油性塗料」があります。

【水性塗料の特徴】

・ においが少ない
・ 乾燥時間が短い
・ 水で希釈できる
・ 油性と比べ扱いが簡単

【油性塗料の特徴】

・ ややにおいがある
・ 乾燥時間がやや長い
・ 専用のうすめ液が必要

■ 塗料使用後の刷毛やウエス(布)は自然発火する可能性があります。水につけるなどの処置を行ってから処分してください。

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