玄関ドア・ドアストップ装置調整

作業時期

いつでも

作業時間

15分程度
〈時期・時間は目安です〉

難しさ
効 果
  • ストップ位置を調整する

道具・材料

材料費(目安)

スパナ

潤滑油(必要に応じて)

数百円

手順

はじめに

玄関ドア上部についたドアクローザーのドアストップ装置を利用して、ドアを85°開けた状態から180°までの間のお好みの位置でドアの開いた状態を維持するように設定することが出来ます。閉める場合は、85°の位置まで戻せば自動的に閉まります。

玄関ドア・ドアストップ装置

1(角度調整)

まず、スパナを使ってドアクローザーについたストップねじをゆるめ、そのままドアをストップさせたい角度まで開いて下さい。ストップ角度は、180°まで約10°ごとに設定出来ます。

ストップねじ
ストップねじ。下から見上げた写真

2(ねじを締める)

ドアを開いたまま、ストップ装置のセレイション部と呼ばれる部分を噛み合わせ、ストップねじをきつく締付けて下さい。ドアがストップした状態になります。

セレイション部
セレイション部が噛み合っているのを確認し、ストップねじを締める

セレイション部はギザギザが噛み合うような構造になっており、これがうまく噛み合っていないとギザギザが磨り減ってしまいます。閉めるときにカチカチと音がするときは噛み合っていないので噛み合わせを直しましょう。

3(動作を確認)

ドアを閉じてストップを解除した後に、セレイション部の噛み合いを確実にする為にドアの開閉を行いストップ作動・解除を2 ~ 3 回繰り返して下さい。

4(ねじを締める)

ドアを閉じた状態でストップねじを、再度きつく締付けて下さい。

5(潤滑油)

金具類は油分が少なくなると滑りにくくなる場合があります。その場合は蝶番や金具、ドアクローザーの可動部に潤滑油を注して下さい。

潤滑油
金具に潤滑油を注す

注意・確認事項

  • ストップねじがゆるむと、ストッパー機能が働かなくなります。また、ゆるんだねじが外れて紛失してしまった場合、代替が効かない場合がございますので、定期的に確認をお願いします。
  • ストップ装置がドアクローザーに内蔵されていて調整できないタイプやストップ装置がついていないものもございます。ご了承ください。
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