芝刈り

芝生は、上への成長を止められると横方向に成長しようとする性質があるため、芝刈りをすることで葉の密度が上がり、きれいな芝生が育ちます。

芝刈りの時期は5月～11月頃がおすすめです。芝の種類によりますが、夏は週に1回、春と秋は月1、2回程度行うのが理想的です。芝が枯れている間は芝刈りの必要はありません。

芝が3～4cmくらいに伸びたら全体の1/3くらいを刈り込みます。

芝は低く刈り込みすぎないように注意しましょう。（図1）芝は葉だけではなく茎も伸びるので、茎の根元にある生長点のあるところまで刈ってしまうと（図2）芝の成長を妨げてしまいます。

芝が伸びすぎてしまったときはいつもより刈る長さを短めにしましょう。

図１

図２

芝刈り機で刈りにくい際の部分などは 芝刈りバサミやハンディタイプの芝生用バリカンを使用して刈り込みます。際まできれいに揃っていると美しい芝になります。

刈ったあとの芝は竹ボウキや熊手などで集めて処分します。

• 芝刈りは芝がしっかりと根付いてから行います。植えつけてすぐは芝が枯れる恐れがあります。
• 芝が伸びすぎてから芝刈りすると、葉の部分をすべて刈ることになってしまい、植物にとって大切な光合成ができなくなってしまいます。芝生を元気に保つために、こまめな芝刈りが大切です。