照明 LED電球の選び方

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〈時期・時間は目安です〉

難しさ
効 果
  • 節電

手順

はじめに

LED 電球への交換は、身近ですぐに出来る節電です。
これまでLED電球を使用していなかった箇所にLED電球をつけるときの選び方をご紹介します。

1(口金サイズを確認)

古い電球を外して、口金サイズを確認して下さい。
サイズは電球の口金のあたりや、ガラス部分にE26、E17などと記載されている場合が多いです。

ポイント

  • 17(17mm)口径,26(26mm)口径がほとんどです。
    まれに、11 口径のミニハロゲン電球が有ります。

2(明るさを選ぶ)

新しい電球の明るさ(ルーメン)や 色調を選びます。
LED電球は、ルーメン値が大きいほど明るいとされています。
色は白熱電球相当の色「電球色(相当)」と、白い色味の「昼白色」の2 種類があります。

ワット数とルーメン値は、違うことを測る単位なので、一概に換算できませんが、目安としての考え方は以下のサイトが参考になります。

LED照明推進協議会「LED電球の特徴と選び方のポイント」

3(光の広がりを選ぶ)

新しい電球の箱を見て、「光の広がり」、「範囲」を確認します。

①直下型
光が直下に広がるタイプの電球です。スポットライトやダウンライトに向いています。
440lm(ルーメン)以上のミニクリプトン形などがおすすめです。

②交配型・全方向型
光が全体に広がるタイプの電球です。リビング、ダイニングのペンダント照明に向いています。
480lm(ルーメン)以上の広配光の電球や、520lm程度の広配光、全方向型の電球などがおすすめです。

ポイント

  • ペンダントやスタンドは、シェードのサイズ、形状によって、適切な明るさが異なります。今までつけていた電球と同程度の明るさのものをつけると良いです。

4(形・大きさを確認)

電球の形、大きさを確認します。
器具の深さやサイズ、及びLED電球の大きさを確認し、照明器具から電球が飛び出さないかを確認します。

ポイント

  • もともとついていた電球を、販売店に持って行って選ぶと間違いがありません。

5(特殊なケース)

明るさを好みで変化させる事ができる「調光機」のついた照明器具や、カバーなどで電球部分が覆われた密閉型器具の場合、LED電球が対応しているかを確認します。
調光・密閉形照明器具には、それに対応した電球を選ぶ必要があります。電球の箱に記載されていますので確認します。

※白熱電球専用のセンサー器具(ふわっと点灯する人感センサー器具など)にはLED電球は使用できません。

6(注意・確認事項)

カバーのついたタイプのダウンライトなどの密閉形照明器具は機種によっては、熱がこもり、定格寿命が平均値より大幅に短くなることもあります。 また、密閉形照明器具でのLED 電球使用を推奨していないメーカーもあります。長期的な節電・ 節約を考え、照明器具そのものを交換することも検討してみてはいかがでしょうか。

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