道具・材料 | 材料費(目安) |
---|---|
きれいな布 |
|
サンドペーパー(180番程度) |
数百円 |
台所用中性洗剤 |
数百円 |
手順
はじめに
モイスはとても働き者の環境に優しい素材です。
- 湿気を取る
- 臭いを取る
- 燃えない
- 強い
- 100%自然素材
- ゴミにならない
また、手あかなどは他の壁材に比べ付きにくく、一般的な汚れなら落としやすいのも特徴です。
1(軽度の汚れ)
手あか程度の軽度の汚れは、消しゴムで落とせます。
2(マジックの落書き)
サンドペーパー(180番程度)で、表面を削るときれいに落とせます。
インクの染み具合によって削る程度は異なります。
3(液体のシミ)
液体がかかると、モイスの吸湿効果により内部に浸透してしまいます。
この場合は、以下の方法を試してください。
- 水と台所用中性洗剤を含ませて絞った布で、汚れた部分を拭いた後、きつく絞ったきれいな布で、表面に残った洗剤部分を拭き取って下さい。必ず「きれいな布」で行ってください。汚れた布や雑巾で行うと布や雑巾の汚れがモイス表面に入り込み汚れがひどくなってしまいます。洗剤を使用した後は、きれいな布でよく水拭きをして下さい。洗剤が表面に残留すると色調や質感が変わる恐れがあります。
できレポ!!
モイス壁のマジック汚れ
シンケンスタッフ_加賀江広宣さん
子供がマジックで落書きした汚れをサンドペーパーで落としてみました。
子供がマジックで落書きした汚れをサンドペーパーで落としてみました。
木部の汚れよりも簡単に落とせました(^^)
全く痕も残っていません。
モイス壁の紅茶のシミ
シンケンスタッフ_加賀江広宣さん
モイスの壁に紅茶をこぼしてしまいました…涙
一度はあきらめかけましたが、きれいに何事もなかったようになりました。
180番のペーパーをつけた電動サンダーでやるよりも、この研磨スポンジの方が楽に削れました。
あまりにも楽に削れるので、削り過ぎには注意してくださいm(__)m
元々モイス自体がグレーがかった色で、黒い小さな粒々が入っているので、削り落としても全く違和感なくなじむのが良いと思いました。
いろいろな汚れを落としてみる実験
シンケン設計室_田中裕加さん
モイスにいろいろな汚れを付けて実験してみました!
どんな実験かというと…
ふだんのくらしのいろいろな種類の汚れをモイスにつけてみて
「メラミンスポンジ」と「水拭き」でどれぐらい汚れが落ちるか?
という実験です。
汚れた直後
汚れて3週間後
2、ケチャップ
汚れた直後
汚れて3週間後
3、しょうゆ
汚れた直後
汚れて3週間後
4、水性ペン
汚れた直後
汚れて3週間後
5、色鉛筆
汚れた直後
汚れて3週間後
6、クレヨン(水で落ちやすいタイプ)
汚れた直後
汚れて3週間後
7、絵の具
汚れた直後
汚れて3週間後
ポイント
- 早めに消す作業に取り掛かるほど効果が高そうです。
- 汚れをふき取るときは、きれいな布を使った方が良いです。汚れているものを使うと汚れが伸びてしまいます。
- モイスの注意事項を読むと…「酸性・アルカリ性の洗剤、塩素系漂白剤、シンナー、金属タワシは使用しないでください」と書いてあります。
感想
わがやには、やんちゃな子どもたちがいます。
いつもモイスの壁に汚れがつかないかヒヤヒヤしていましたが、実験をしてみて〝意外と落とせる〟ということに気づけたので、前よりもおおらかな気持ちで子育てできるようになりました。