鉄汚染による黒ずみを落とす実験
木が黒ずむ原因
木の床や、天板は黒く変色することがあります。
変色する主な原因は、
カビによる黒変は、ウッドリカバリーという木材専用の漂白剤のようなもので薄くできる場合があります。
アルカリ焼けも、ウッドリカバリーか、軽度のものならレモン汁(酸性)をかけて中和することで薄めることができます。
わが家には、かなりひどい鉄汚染による黒ずみがありますが経年変化の一つと割り切って付き合ってきました。
シュウ酸が効く
家のお手入れに関することをインターネット調べていると、鉄汚染にはシュウ酸が効くという記事をみつけました。
でも、シュウ酸は劇物扱いのため、取り扱いのある薬局で取り寄せないといけないので入手のハードルが高くそのままでいました。
先日このコラムで上山から紹介させていただいた「ウッドリバイバージェル」に、シュウ酸が入っているという記事を見つけて、もしかしたら鉄汚染を落とせるかも!?…ということで、早速ウッドリバイバージェルを購入して実験してみました。
テーブルについたヘアピンの痕
ウッドリバイバージェルを綿棒に少量つけて、ダイニングテーブルについたヘアピンの痕をなぞります。
しばらく放置しておくとだんだん色が薄くなっていきました。
黒い色が薄まってちょっと赤みのある色に変わりました。
ずいぶん目立たなくなりました。
いよいよ床の黒ずみ
この黒ずみは、小さなロッカーをテレビ台として床に置いて使っていたのが原因です。
特別何かをこぼしたというわけではなく、木部に金属が触れている状態で、ある程度の湿度があるとこのように黒ずんでしまうようです。
こちらは面積が広いのでハケで塗ります。
はじめに水拭きをして少し表面を湿らせます。
ウッドリバイバージェルに刷毛を浸して黒ずみに塗ります。
しばらく放置するとだんだん色が抜けていきました。
ジェルをふき取ると
元の状態と比べると
かなり薄くなりました💡
ちなみに…洗面のシナの収納扉についたカビのような染みにジェルを試してみましたが、まったく効果はありませんでした。
この記事を書いた人
加賀江 広宣