- 効 果
-
木部素材を長持ちさせる
| 道具・材料 | 材料費(目安) |
|---|---|
自然木部オイル(クノスなど) |
用途に合わせてご検討ください |
ウエスや布 |
|
柔らかいスポンジやたわし |
数百円 |
手順
はじめに
木風呂やハーフユニットなど木を使用した浴室の場合、木部の壁・天井に自然木部オイルでオイル拭きを行なうことで木の撥水性を高め、素材を美しく長持ちさせることができます。
1(そうじ)
壁や天井に付着している石鹸カスやカビなどの汚れを、柔らかいスポンジやたわしなどで落とした後、水気をきれいに拭き取ります。
2(オイル拭き)
壁や天井などの木部の水分をよく拭き取り乾燥させたら、オイル(クノスなど)を染み込ませた布やウエスでオイル拭きをします。
3(フタとスノコ)
フタとスノコはやわらかいスポンジやたわし等で汚れを落としてから、立て掛けて水切りをし、乾燥させます。
※日が当たり過ぎると乾燥しすぎて割れてしまうことがありますので、陰干しにします。
4(浴室全体の乾燥)
窓を開けるなどして、浴室をよく乾燥させます。
注意・確認事項
- 浴槽本体は毎日お湯をはっているとオイルが取れてしまうため、基本的にオイル塗装の必要はありませんが、浴槽を長くきれいに保つには毎日よく乾燥させるのが一番です。
- 木製の浴槽は長期未使用の場合、過乾燥となり木が縮み、隙間が出来る為に水漏れを起こします。水漏れが起きた場合は、水を張り、木に水を含ませ膨らますことで、水漏れは解消されます。長期外出の際は、ユーザーズサポートにご連絡ください。
- 木を使用した浴室の場合、壁・天井に使用している木材が水を含み、木が膨らむ事ありますが、これは自然現象です。乾燥しますと元に戻ります。しばらく様子を見て下さい。
- 木製の浴槽は管理状況により耐用年数が異なります。浴槽自体の取り替えは可能です。費用は、状況により異なりますので、ユーザーズサポートへお問い合わせ下さい。「メンテナンスご依頼」フォームはこちら。
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できレポ!!
木のお風呂のお手入れ
シンケンスタッフ_内田祐輔さん
わが家の木のお風呂、なかなかきれいです^^
わが家は木のお風呂です。
我ながら綺麗に良く保てていると思いますので、管理方法を記しておきます。
入浴後は極力早めにお湯を抜き、「水切りワイパーと吸水タオル」を用いて吹きあげます。
壁や天井は、石鹸類が付着していない限りは特に水洗いはしません。
(これは私の所感ですが、ユニットバスの場合でも使用後に同様の処置をすればカビの発生を抑えられると思います。)
吹きあげた後は「換気扇+扇風機」で強制的に乾かします。
それぞれ3〜4時間ほど運転。
夏は湿気が入るため、冬は寒さのため、
入浴後特には窓を開けません。
3年半ほど住んでいますが、浴槽は最近2度目のクノス塗装(事前に軽くサンディング)をしました。
壁や天井、床のスノコは新築時にウッドエイドライトを塗布したっきりです。
【注意】
浴槽内まで塗布するとお湯を張った際に油分が浮き上がってくるので、入浴時からだにまとわりつく感じがします。
その状態は3日ほど続きますが、体に害があるわけでもないので私は気にせず全体に塗布しています。
撥水性が高まると普段の吹きあげが楽ちんですよ。
黒ズミの抑制に効果的ですのでオススメです。







