庭木の肥料やり
作業時期 | 年に数回 |
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作業時間 | 数分(1か所) |
難しさ |
作業時期 | 年に数回 |
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作業時間 | 数分(1か所) |
難しさ |
庭木を丈夫に育てる
必要な栄養素を補う
道具・材料 | 材料費(目安) |
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肥料 |
用途に合わせてご検討ください。 |
スコップ |
はじめに
葉が黄色くなっている植木は肥料不足のサイン。
植え付け後1年は肥料を与える必要はありません。(根がしっかり張る前の樹木に肥料を与えると、根が傷み、樹木が弱ってしまうことがあります。)2年目から、3年目の植木が根付く頃の肥料やりが大切です。
ポイント
化学肥料より有機肥料の方が、あげすぎることが少ないのでおすすめです。
肥料についてくわしくはこちら。
1(肥料やりのタイミング)
肥料をまくタイミングにも意味があります。植物に合わせて確認しましょう。
①寒 肥 ・・・冬場(12月~2月)
根の活動がもっとも低下している冬場に、土の中で時間をかけて分解して栄養になる有機質肥料を与えることで、根にダメージを与えることなく、最適な栄養を与えることができます。遅くとも、根の活動が活発になる、2 月上旬までに済ませましょう。
②芽だし肥え ・・・春先(3月~5月)
とくにボタン・バラ・サツキ・クチナシ等、花を楽しむ庭木などは、わずかに芽が動き出す春先に肥料を与えると効果的で良い花芽をつけることが出来ます。
③お礼肥・・・開花後
花の咲き終わった頃に弱った植物を回復させるために施す肥料です。速効性の肥料を追肥しておくと、来年もたくさんの花付き実付きを楽しめます。
2(肥料やり)
植物に合わせた方法で施肥を行います。
①穴を掘って施す
樹木の枝葉の広がりの下あたりに溝や穴を掘って埋め込む方法が一般的です。
樹木の周囲(根元のすぐ近くではありません。)に10 ~ 20cm ほどの深さに土を1 周掘り、肥料を均一に入れてから、土を埋め戻します。
②地表にまいて施す
庭木の周囲に多年草、宿根草など、いろいろな植物が植えてあると、簡単に穴を掘ることは難しくなります。
そのような場合は、庭土の表面に肥料をまく方法で、施したい場所全体に均一に肥料をまき、肥料の上から新しい土をかぶせます。
③埋め込み式
庭木や苔・芝生にも有効なパイプ状の埋込み式肥料が便利です。
パイプ状の埋込み式肥料は大型ホームセンターやグリーンショップ等で取り扱っています。ご確認下さい。
ポイント
【おすすめ肥料】
・ウッドエース4号(穴を掘る、地表にまくタイプ・効果が2、3年持続します)
・グリーンパイル(埋め込むタイプ・即効性があります)
注意・確認事項