薪ストーブ 煙突掃除(ブラシ)

作業時期

シーズンの終わりに

作業時間

1時間程度
〈時期・時間は目安です〉

難しさ
効 果
  • 薪ストーブを清潔に保つ

  • 煙道火災を防ぐ

道具・材料

材料費(目安)

煙突掃除ブラシ

数千円〜

大きめのビニール袋

脚立(必要に応じて)

手順

はじめに

薪ストーブのメンテナンスの中で、最も重要なお手入れが煙突掃除です。

クレオソートの固着により煙突が外せなくなったり、煤(スス)がたまると煙道火災の原因となります。シーズン終了ごとに点検や確認を行い、掃除を行うようにしましょう。

1(バンドを外す)

まず、煙突のバンドを固定している金物を起こして、バンドを取り外します。

バンド

2(接合部を外す)

バンド下の太い部分を下げると、接合部が外れます。

接合部

3(煙突を外す)

煙突を上部に送りながら取り外します。

煙突を外す

4(ブラシで掃除)

煤がついている場合は、煙突の先まで届く長さのロッドやピアノ線の先に、煙突の内径にぴったり合った煙突掃除ブラシを取付け、下から掃除を行います。

ブラシ掃除

この時、煙突下にビニール袋を付け、ブラシを差し込んだ箇所をテープでふさぎ、周りに煤が落ちないようにしておくと良いでしょう。

ブラシ掃除

ポイント

注意・確認事項

  • 特に1 年目は、が乾燥していなかったり、薪の燃やし方や炎の調整などに慣れない為、上手に燃やせているかを確認する上でも、必ず一度煙突を取外し、内部を覗き込み、煤の付着を確認してみて下さい。
  • 使用する薪の状態と煙突掃除は、大きく関係します。十分に乾燥していない薪を使用すると、クレオソートや煤が多く発生するため、よく乾燥した薪を使うことで煙突掃除の回数を大幅に減らすことが出来ます。
  • 高さによって、脚立が必要になる場合もあります。お手入れは2人以上でされることをお勧め致します。
  • これらの作業は、ユーザーズサポートでも承っております。金額は、煙突の位置や屋根の勾配等によって異なりますが、30,000 ~ 50,000 円 程度です。詳しくは、ユーザーズサポートへお問い合わせ下さい。「メンテナンスご依頼」フォームはこちら

できレポ!!

嬉しい 煙突のお掃除

シンケンスタッフ_坂元真樹さん

「そろそろしなきゃなぁ。」と思ってはいたものの…初めて煙突のお掃除をしてみました。

できレポ煙突のお掃除

毎年薪ストーブを使い始める頃、「そろそろしなきゃなぁ。」と思ってはいたものの…
なかなか重い腰を上げる事をしなかったのですが、6回目の冬を迎える前、初めて煙突のお掃除をしてみました。

使う道具は、ワイヤーブラシと長さを延長する部材だけです。
今回はバルコニーから屋根に上がって作業をしました。

1.煙突のトップを外す。
2.煙突からワイヤーブラシを突っ込む。
3.長さを延長しながら、上下にゴシゴシ。
4.部材を解体しながら、上に引き抜く。
5.トップを取り付ける。

想像していたより、はるかに楽チンでした。
5年間放置していたので、さぞかし大量のススが出るだろうと覚悟していたのですが、レジ袋半分くらいの量でした。

5年でこれくらいなら、次も5年後くらいでもいいかな?と思ってしまいました😅

乾燥した薪を使うのが基本ですが、2〜3年に1回、煙突のお掃除をしておくと安心ですね。

できレポ煙突のお掃除

できレポ煙突のお掃除

続きを読む 小さく表示
メンテナンスご依頼