無垢材の床 ササクレ・キズ

作業時期

困った時

作業時間

10分程度
〈時期・時間は目安です〉

難しさ
効 果
  • キズを目立たなくする

道具・材料

材料費(目安)

サンドペーパー

数百円

木部用自然塗料オイル(クノスなど)

用途に合わせてご検討ください。

ウエス(布)

アイロン

手順

はじめに

無垢材の床は、柔らかく自然の素材の温かみがあります。
特に、シンケンスタイルで使用している杉の床は、他の無垢材に比べて柔らかく、

  • 冬でも冷たくなりにくい
  • 夏もべたつかずサラッと気持ちいい
  • 長時間の家事でも足が疲れにくい

という特徴がありますが、柔らかい分、キズがつきやすいものです。
床のキズは家族の生活の証として見ると、キズにも愛着が湧いてくるものです。しかし、極端に大きな凹みや、ササクレができると、やっぱり治したくなるかもしれません。その時の対処法をご紹介します。

1(ペーパーがけ)

比較的浅いキズや、木が部分的に裂ける「ささくれ」部分は、240・250番くらいのサンドペーパー(紙やすり)でこすりおとします。

※強くこすり過ぎると、余計に目立ってしまうことがあります。一度目立たないところで試してみて力加減や仕上がり具合を確認してから進めると安心です。キズは完全にこすり落とすのではなく「目立たなくなる」程度で軽くペーパーがけしましょう。

床のササクレ・キズ

2(オイル拭き)

ペーパーがけした部分を、きれいなウエスや布に木部用自然塗料オイル(クノスなど)を染み込ませて拭きます。
こうすることで、ペーパー掛けして白くなった部分が、周りに馴染みます。

床 汚れ落とし

3(仕上げペーパー)

オイル塗布後に仕上げで400 番くらいの細かい目のサンドペーパー(紙やすり)をかけると、さらに綺麗に仕上がります。

4(凹み)

床板(熱圧加工板以外)に物を落として凹み傷が出来た場合は、濡れふきんの上からアイロンを当てるとある程度の凹みは戻って、目立たなくなります。木の膨潤性を活かしたものです。使用する布は手ぬぐいのようなものがおすすめです。

※熱圧加工の床板の場合は、水に濡れると圧縮された部分が膨らんでしまうので、濡らさないようにしましょう。

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